占い師の思う、占い師の世界に必要なものとは
「占い師になりたい!!」
そう思う人も少なくないのではないでしょうか。なりたいと思えば、独学で勉強したり、誰かに師事したりすればなれるのが占い師です(霊感系は別)。資格も特に必要ありません。
ただ、占い師というお仕事を私が始めてこの仕事で必要だと思うのは、
メンタルの強さ
だと思います。
この業界、出る杭は必ず一度は打たれます。同業者からのデマによる誹謗中傷も、残念ながら普通の仕事より多いように感じます。私も、ココナラデビューの頃運良く売れた時期があり、その時期にはコテンパンに掲示板で叩かれました。ココナラを始めて1年弱の頃だったかと思います。
その時は、「もうこんな業界やめてやる!」と号泣したこともあったのですが、誹謗中傷されている掲示板を見たリピーター様から励ましのメッセージなどの支えもあり、ギリギリのところで辞めずにここまでこれたのは本当に感謝しています。
あと、もう一つの続けられている要因としては、主人に言わせると私は「ドМでドS」らしいのでそれもあるかなと(笑)
どういう事かといいますと、苦労の連続の人生だったせいかメンタル弱いくせに、ネバーギブアップ精神がすごく強くてですね。限界まで落とされて悲しむことがひと通り終わると、
「よっしゃ!!這い上がってやるぜ!負けてたまるか、こんちくしょう、今に見てやがれ!!」(セリフが古いw)
って精神状態になって、俄然頑張っちゃうんですよ。
「もうやめよ…」ってならないのである意味タフかも…。主人には「この間号泣して『やめる』って言ってたのに、もう立ち直ってる…」と唖然とされてしまいました(;’∀’)
だから、続いているのかなと(;’∀’)
この数年、占い業界を見てきて実力もある人が心無い人に誹謗中傷されてメンタルを壊したり、やめてしまったりという人を何人も見てきました。真剣に真面目に取り組んでいる人こそ、そういう傾向が強いと感じます。
占い師になって数年は自分と依頼者とのバランスの取り方に悩み、私も体調を崩したりといったことが多くありました。今でこそ、自分の「キャパ容量」をある程度把握しているので、大きく体調を崩すことは少なくなりましたが、
自分のできる範囲(キャパシティ)
をしっかり把握することも必要かと思います。他の占い師がやっていたから自分もできる、と思い込むのは間違いです。自分とよく相談して、自分のキャパより少し低めの仕事量にするのが長続きの秘訣かな、と私は思っています。
メンタルに自身がある、誹謗中傷されても流せる、気持ちを切り替えることができる、という人は全く問題ないと思いますが、しっかり向き合って話を聞いてしまう真面目な人は潰れてしまう可能性が高いのではないかと感じます。
「人を助けたい」「力になりたい」という気持ちはとても素晴らしいと思いますが、熱意だけでは続くのは難しい業界かと思います。脅すわけてもないですし、占い師になりたいのであれば頑張って欲しいと個人的には思いますが、占い師になったことでメンタルを崩さぬように心構えの一つとしてお話しています。
その他にもご依頼者様も様々な方がいらっしゃいますので、最初は戸惑うことも多いのがこの業界です。私も3年あまりの間にあったトラブルは数知れずです。何度も挫折しかけました。そして、数年でやめてしまう方も非常に多い業界です。
これから占い師を志す人や占い師になったばかりの人にとって、最初の心構えとして参考にして頂ければと思います。
- メンタルの強さ
- 自分のキャパを把握する
- 嫌なことがあっても気持ちの切り替えかスルーを心掛ける