私の経験した不思議体験
私は幽霊と波長が合いにくいのか、ぼんやり塊のような物が見える、感じる程度ではっきりと血まみれの人を見たとか、軍隊さんがとか、武士が見える…という経験はありません。ただ、実家が神社の隣であったからか通り道だったようで、不思議な体験は実家で多く体験しています。
今回は、お盆ということで私が体験した不思議体験をお話していきます。
12時ジャストにスイッチが入るおもちゃ
これはTwitterでもお話したものですが、小学校の頃くらいに夜中に目が覚めてぼんやり時計を見たら12時数分前でした。
寝ぼけながら「あー、もうすぐ12時だな」とぼんりと時計を見ていたら12時きっかりに秒針が合わさった瞬間に、別部屋の押し入れにしまってあったおもちゃが大音量で起動し始めて、めちゃくちゃびっくりしました。
大音量で心臓が縮みあがった上に12時という時間…恐ろしくて、でもそのままにしておくのも怖くて、寝ていた父親にスイッチを切ってもらいました。
おもちゃが誤作動を起こすのはよくありますが、そのおもちゃ、赤ちゃんの頃使ってたものでずっと使ってない&誤作動を起こしたことはないものでした。しかも、電池は切れててそのまましまい込んでた…と母は言うのです。
何故あのタイミングであの時間にスイッチが入ったのか…そして何故数分前に目が覚めたのか…今でも謎です。
ジャンプするぬいぐるみ
これは、中学校から帰宅したら母が興奮気味に話してくれた話だったので良く覚えています。
母が洗濯物を干そうとして私たちの二段ベットの横を横切った時に、妹の布団の上にあったぬいぐるみが勢いよく飛び出して、母の身長を超える高さまでジャンプして目の前にポトリ…と落ちたそうです。
母はビックリし過ぎてその場で固まってしまって暫く動けなかったようですが、その時に家には母しかおらず、またぬいぐるみがそんな高くジャンプすることは不可能だったので、イタズラに来たのかもしれませんね。この世のものでない人が。
夜中に動きだす携帯ゲーム
昔は流行ったテトリスのような携帯ゲームですが、私が小学生の頃に我が家にもあり、妹は特に夢中になって枕元にそのゲームを置いて寝る前に日課のように遊んでいました。
夜中に、『チュイン…ピッピッ』という音がして目が覚めて「あ、妹がひっそり隠れてゲームをしてる?だったら注意しないと」と二段ベットの下(私が上で妹が下でした)をのぞいたら、妹は爆睡。ベットの中でぼんやりとその携帯ゲームが光っているだけでした。
びっくりして、そのまま即座に寝たふりをしましたがその間もゲームは『チッチッチッ…ピコーン、チュインチュイン』と左右に動かして確かに遊んでいるような音を出しているのです。誤作動でスイッチが入ってしまっで誰も触っていないなら、すぐにゲームオーバーになるはずなのに。
しばらく接戦(?)が続いた後、ゲームオーバーになった音が聞こえてそのままゲームはシン…と静かになりました。翌日、家族の誰に聞いても「知らない」と言われました。ゲームに興味を持った誰かさんが来たのか…私にとってはちょっとした恐怖体験でした。
ひっそりと最後のお別れに来てくれた曽祖父
私の曽祖父が亡くなったのは中学二年生の頃で、この話は49日がまだ済んでなかった頃だと思います。
我が家は先程話したように神社が真横なのでポルターガイスト(食器が急に落ちる、ラップ音)は日常茶飯事なのであまり気にしないのですが、その日は違いました。
夜中に、玄関の鍵が『カチャ』と鳴ったので目が覚めました。家族はぐっすり眠っているようで他に何の音もせず、ただ静寂と時計の秒針のカチカチという音しか聞こえませんでした。
暫くしてから、パタパタと歩くような音、そしてテーブルの上に合った書類のような紙をペラペラとめくるような音が聞こえました。怖いので目を瞑って布団の中に隠れていましたが、普段なら怖いだけなのですが、怖さの中に「あ、ひいじいちゃんな気がする」と頭の片隅によぎったのをよく覚えています。
そしてそのまま眠ってしまったので、朝になって「夢?」と思ったのですがテーブルの上に置いてあった私のレポートがめくられたまま放置されていました。「誰も触ってない」というので、あれは夢ではなかった、そして私の勘が正しければひいおじいちゃんが最後の挨拶にきた、と考えています。
まとめ
